【映画レビュー】007 スペクター
007スペクターのレビューです。
大ヒットに終わった前作のスカイフォールの後編!ということで、私の洗脳によってダニエル・クレイグファンになった嫁をひきつれて映画館へ。
ネタバレ度合いは“中”くらい。
サム・メンデス監督としては2作目の007であり、1作目のスカイフォールの後編として作られています。
感想は星4つ!
ストーリーはダニエル・クレイグボンドおなじみのシリアス路線。
前編のスカイフォールでM、Q、マニーペニー等お馴染みのキャラクターが出揃ったことで、よりクラシカルなボンドに仕上がっている。
ほかにも歴代の作品を意識したシーンが数多く見られて、昔からの007ファンはそれを探すのも楽しい。
そもそも、過去作品を観ていない人にはほとんど理解不能なストーリー構成だけど(笑)。
最低でもスカイフォールは見ておかないと、ほぼ理解できない。
できればダニエル・クレイグ出演作を見ておくべき。
何箇所かファンとして嬉しいところがあって、例えば、
Q曰く5億5千万円のアストン・マーティンDB10(現実にはないコンセプトカー)には、エンブレムから銃を撃てるし、火を吹き、ベイルアウト機能を有している。
ダニエル・クレイグのボンドになって以来、ギミック付きのボンド・カーはなかったから、「実際その機能使える?」っていう疑問含めて妙に安心する。
中でも一番気になったのは、ボンドの時計。
上の画像でもわかるんだけど、今作のボンドウォッチはショーンコネリーのサブマリーナと同じ、NATOストラップだったり、文字盤が光る懐かしい演出も。
ちなみにダニエル・クレイグはオメガとスポンサー契約を結んでいるので、オメガのシーマスターを着用している。
あぁ…めっちゃかっこいいっす…
総じてサム・メンデスの独特な暗く、ゆっくりとした絵作りに若干食傷気味になってくる。
けれで、敵役であるクリストフ・ヴァルツ(タランティーノファンにはお馴染み、ランダ大佐)はあいからず素晴らしいヒール役だし、ボンドガールのレア・セドゥやモニカ・ベルッチは美しく、最高にセクシー。
とにかく、007ファンはみといて間違いない!
ダニエル・クレイグボンドがあと1作しか見れないとなると、寂しくて仕方がないな〜。
ミレニアムシリーズ(ドラゴンタトゥーの女)の続編もあるし、目が離せませんね!